| ||||||
林DJ 時計の針は5時52分を回っています 京都烏丸四条のαステーションから、林智美がライブでお送りしている 「KYOTO AIR LOUNGE」さあ新年度が始まり、新入社員として就職した方や、 新しい環境で仕事をスタートした方も多いと思います ただ、新しい環境の中、先輩あるいは部下に当たる人たちとの接し方に悩んで いる、という方もいらっしゃるのではないでしょうか? そこで昨日は「会社でのコミュニケーションの取り方」、特に上司・先輩に 信用されるコミュニケーションについて考えてみました そして今日は、ゲストを招いて具体的にお話をお伺いしていきます というわけでスタジオには、ティーンネイジドリーマーズ取締役の井上圭さんを お迎えしました、こんにちは! 井上 こんにちは! 林さんをはじめリスナーの皆さん、株式会社ティーンネイジドリーマーズの 井上と申します。 どうぞ今日はよろしくお願いします 林DJ よろしくお願いします では早速ですね、本題に参りたいと思います 井上 はい 林DJ あの〜、昨日も番組で「上司・先輩に信用されるコミュニケーション」について 問題提起を掲げていたのですが、どうすればいいのでしょう? 井上 そうですね、あの〜正直言ってこの手の相談というのは非常に多いんですよ 林DJ あ、そうなんですか? 井上 はい、まあ逆に部下・後輩に対してどう接したら良いかわからない、アドバイス して欲しい、そういう悩みも多いんですね 林DJ はい 井上 まあ今回は「上司・先輩」ということが、まあキーポイントになっていますので 、私からは3つの観点で提案したいと思います 林DJ はい 井上 1つが「時間」、それから2つ目が「共感」、3つ目が「継続」 「時間」「共感」「継続」、これをテーマにひとつお話させていただきたいと思 います 林DJ はい
井上
じゃあまず1つ目「時間」なんですが、信用・信頼を得られるまでに必要な時間、 これについて林さんはどれ位必要だと考えられますか? 林DJ これね〜、どうでしょう、いやそんなに絶対短くはないと思うんです……3ヶ月! 井上 3ヶ月ですか……、はい、まあですね、実は正解の具体的な期間ものって無いん ですよ(笑) 林DJ おお! 井上 要は人がですね、信用・信頼を得るために必要な時間というのは基本的にはやっ ぱり、それなりに時間がかかるというのが条件になってくるんですね、それだけ の覚悟が必要だと 林DJ そうですね 井上 だからですね、「これさえすれば100%得られる」とかそういう特効薬なもの は基本的に無いという風に考えて下さい 逆にあればですね、私が仕事でぜひ活かしたいので教えて欲しいと思うんですね 林DJ そうですよね〜(笑) 井上 だからと言って、一緒に長い時間いれば、そういった信頼を得られるかというと 、そうではないんですよ 林DJ あ、時間が長ければ長いほどいいというわけでもないと? 井上 ないんです、その中でもですね、「共感」という、人と共感できる場面をたくさ ん作り出すことが大切になるんです この「共感」という言葉がですね、2番目のキーポイントになってきます 林DJ はい
井上
それで、「共感」という言葉を辞書で引くとですね「他人の意見や感情などにそ のとおりだと感じること。または、その気持ち。」という風に書かれているんで すね 林DJ はい 井上 で、まあ2番目のポイント「共感」を考える上で、林さんが思い描かれる「共感」 に必要な要素、何かありますかね? 林DJ そうですね、やはりこう円滑にコミュニケーションを取るためにも、笑いのポイ ントといいますか、そういったところかなあって感じたんですけど… 井上 あ、さすが関西ですね、すばらしい、笑いから入るというのは、私もいつも心が けていることなんですよ 林DJ そうですか、へえ〜! 井上 それプラスですね 林DJ それにプラス! 井上 私が考えなければいけないと思うのは、まず、やっぱり相手の話をとにかく良く 聞くこと 林DJ あ〜、良く!聞く! 井上 はい、自分の意見ばかり話す人がですね、多すぎるんですよ 林DJ お〜 井上 自信がない現われとよく言われるんですけど 林DJ 自信が無いからしゃべるんですか? 井上 そうなんです、相手にしゃべらせずにですね、自分の意見だけを一方的に言って 終わってしまうというパターンが多いんですね 林DJ は〜 井上 はい、ですから、まず相手がどんな状況で何を伝えたいのか?ということをです ね、まあ仕事の中でもたくさんある思うんですが、それを正確に把握する、これ が大事だという風に思います 林DJ なるほど〜、話を聞く!! 井上 はい、それでいてですね 林DJ それでいて、はい 井上 お互いが意見のキャッチボールができて、話の内容を広げられることっていうの が大切なんです 林DJ ん〜、キャッチボール! 井上 はい、これ非常に大事なポイントです 林DJ そうですよね、ちょっと難しいかなという気持ちもするんですが… 井上 そうですね、それが理解できた上でですね、あの、やっぱり今回「上司」「先輩 」というところにあたるんで 林DJ そうなんですよ、目上の方とのコミュニケーションなんですよね 井上 はい、そこに大切なのは、相手の立場を重んじて発言するということが大切にな ってきます 林DJ はい 井上 やっぱり上司とかですね、先輩というのはですね、基本的に言葉足らずになるこ とが多いんですよ 林DJ はい 井上 色んな指示、話の時にですね、なんでかと言うとですね、やっぱりいちいち細か く説明している時間がないんですね 林DJ お〜 井上 そこをですね、そこだけを聞いてしまうと、「わ〜理不尽や」とか「わ〜一方的 や」「押し付けられてる〜」みたいなですね、そんなことを感じる時がたくさん あると思うんですよ 林DJ 伝わらなくて誤解を生んでしまうんですよね 井上 そうですね、ただですね、ぜんぜんそんな悪気ないんですね上司としては、ちょ っと言うただけですね、コイツわかってくれよみたいな 林DJ あ、上司の方の立場としたら、そういう気持ちなんですよね 井上 そうですね 林DJ は〜 井上 だからですね、そこをあわせて自分が感情的になってしゃべっちゃだめなんです 林DJ ん〜 井上 相手の立場を良く考えて、足りないものは何か?、相手のプライドをつぶさずに 、その上で前向きな発言をしていくことというのが非常に大事ですね 林DJ 前向きな発言! 井上 そうですね、そこで上司との意見を交わして「あるべき道」どうしたらいいのか ?ということを一緒に考え付いた、そこに初めて「共感」が生まれると 林DJ その先にあったわけですね 井上 そうですね 林DJ はあ〜 井上 その意見の交換なしに共感はありえないと、いうことになります 林DJ ん〜、その意見の交換が、まあどれほどの時間がかかるのか、最初の1つ目の時 間いう部分にも繋がってきますものね、ほ〜! 井上 そうですね、そしてそれができたならば、これが最後のポイントなんですけど 林DJ はい 井上 やはり「継続」、それをやり続けていくことが大事なんです 林DJ はい
井上
ある時はやる、こんな時はやらない、これ最悪です、ダメです 林DJ やるならやり通す! 井上 やり通して下さい、それから人によって態度を変えない 林DJ あ〜!! 井上 そういうのを見るとですね、あの〜、こいつ表・裏あるやつやな〜と思われちゃ うんですね 林DJ そうですよね 井上 はい、 そこが見えるとですね、せっかく優秀な成績を収めててもですね、えっと信用・ 信頼というのですね、私が思うにね貯金箱があるんですよ 林DJ 信用・信頼の貯金箱ですか、ほう! 井上 それをひとつずつ貯めていってたのにですね、あの〜、そういう行動があるとで すね、ゼロにリセットされちゃうんです 林DJ いや〜、自分のお金の貯金箱と同じですね 井上 そうですね 林DJ 出しちゃったら、あっというまに無くなってしまったと 井上 そうですね 林DJ 貯めるのは大変だったのにと 井上 はい 林DJ そういうことなんですね 井上 そうですね、だからゼロリセットになってね、時にはマイナスなって取り戻せな くなっちゃうんですね 林DJ あ〜! 井上 もうこいつは信用できないとなっちゃう 林DJ もうそのレッテルを貼られてしまうと、やはりもう難しくなってしまいますよね〜 井上 そうなんです 林DJ そうなる前に、しっかりと相手の話を聞いて、共感できるポイントを探すと 井上 そうですね 林DJ は〜! 井上 そうですね、だからやっぱり他人の信頼・信用を得るというのはですね、道のり を継続していくということはものすごく難しいことです、だからこそその信用・ 信頼というものに重きを置かれるんですね 林DJ う〜ん 井上 どれだけ相手の見返りを期待せずですね、相手のことを思いやれるか、人として のですね「心の器の大きさ」それが求められると、その大きさに応じて信用・信 頼度の高さに比例していく、というのが私の考えです 林DJ 見返り... 井上 はい 林DJ 求めていないよと口でいいつつも、どこかで思っていたりというのもありますも んね 井上 ありますよね、それはぐっと心にこらえて 林DJ こらえて!! 井上 はい 林DJ 出さない! 井上 そうです、あなたのことを思ってるんです、その気持ちで仕事をしてもらいたい なあ、と思いますね 信用・信頼できるかどうかはあなたではなく相手が決めること だからといってイイ子ちゃんやイエスマンをやっていると、できる上司や先輩か らは簡単に見破られるし、それが逆に評価を下げることになるんですね 林DJ はい 井上 自分がどう相手に見えているのか? それを意識して自分から積極的にコミュニ ケーションをとり、上司や先輩が目指す仕事の目標に前向きな意見を出し続けて いく、それがまずは大切だと思いますね 林DJ はい 井上 今はそれをやれる人が残念ながら少ない時代です だからこそ、少し頑張った人が抜け出せるChanceではないかと私は思いますよ 林DJ そういった部分でうまく、この春から新社会人どうやって先輩と話そうと悩んで いるかたもきっと多いと思います、もう今のお話を聞いてですね、もう本当に参 考にしていただければと思うんですが、さらにお話を聞いてみたいというかた、 詳しくはこちら私からご紹介させていただきますね 井上 はい 林DJ www.teenage-dreamers.co.jp 検索サイトで「ティーンネイジドリーマーズ」とカタカナで探していただいても 、すぐにヒットしますのでご覧下さい お電話の場合は、075-391-0925までお問い合わせ下さい 井上さん? 井上 はい 林DJ 思わず聞き入ってしまうようなお話の仕方をされるので 井上 そうですか? 林DJ 本当に今日は参考になりました 井上 ありがとうございます 林DJ ありがとうございます 今日はスタジオにティーンネイジドリーマーズ取締役の井上圭さんをお迎えしま した、ありがとうございました 井上 はい、こちらこそありがとうございました ■FM京都のホームページはコチラ |